結婚相手の「条件」で人は幸せにはなれません。そんなことは誰もが分かっていることと思いますが、婚活を続けているとつい相手の条件にばかり目が行ってしまうのは、収入や経歴が魅力を測るものさしとして分かりやすいからなのでしょう。
 

 

相手の収入は一つの条件にしか過ぎません。

理想を下げたくないという気持ちは当然ですし、妥協して結婚することで後悔するならば、条件面で妥協すべきではありません。ただし、相手の条件にこだわりすぎると幸せになるチャンスを逃してしまう場合があります。よくある例を3つ挙げてみましょう。

1つ目は、理想が高すぎる場合です。特に収入面での条件は優劣が分かりやすく数字に現れてしまうため、つい高めを求めてしまうことがあります。仮に年収1,000万円以上を求めようものなら、マッチング候補者は男性の数%にまで限られてしまいます。婚活を始める前から相手を限定することはありません。

2つ目は、特定の条件へのこだわりが強すぎる場合です。わずかな条件で足切りをしてしまうと、これもやはり相手を必要以上に限定してしまいます。さらに危険なことに、こだわりが強すぎると条件を充たす相手を運命の人だと信じ込み、もっと大切なその他の条件に目が行かなくなる方もおられます。

3つ目は、過去の交際相手を基準に理想が設定されてしまっている場合です。「前に付き合っていた人にフラレたのが悔しいから、前の人よりも良い人じゃないと嫌だ」と考えてしまう気持ちは分かりますが、条件の良い人があなたにとっても良い人かどうかは分かりません。

いずれも、特に収入に関する条件を求める女性にありがちなパターンです。婚活サービスでは必ずと言っていいほどプロフィール欄に「年収」の項目があることからも、関心の高さがうかがえます。しかし、ある程度の収入は生活を続ける上で必要不可欠ですが、収入が高いということは誰にとっても魅力的な男性ということですので、それだけライバルも多くなり、婚活の成功率は下がってしまうことも頭に入れておきましょう。
  

結婚相談所で出会った相手の仕事にこだわりますか?


  

美男は3日で飽きるが不細工は3日では慣れない。

外見もある程度は大事です。しかし、ルックスが良いことまでを求めると、これもやはり競争率が高い相手の奪い合いに巻き込まれますので、婚活の成功率は下がってしまいます。見た目で不快にならないレベルであれば及第点としておくのが、婚活においては現実的な選択肢です。というのも、婚活を始める理由が女性と男性とではまったく違います。女性の場合、日常生活の中で出会いがないからか、あるいは結婚後のことを考えて、将来を任せられる(条件の良い)相手を見つけるために婚活を始めるというのがポピュラーだと思います。

これに対し男性の場合、ルックスに恵まれず、恋愛だと女性に相手にされないから婚活を始めるという方が相当数おられるように見受けられます。そういう男性はあまり恋愛経験値を積む機会にも恵まれないまま年齢を重ねてしまっているため、第一印象は良くないことが多いようです。結婚に至ったとしたも、女心を察する能力に欠けていたり、デートスポットなどにあまり詳しくなかったりします。イライラさせられることもあるでしょう。

中には磨けば光る原石も紛れています。相手の気持ちを考える力があれば、あなたと付き合う中であなたの扱いを急速に学び、安心できる結婚相手となることもあります。競争率も高くないため、結婚にも結びつきやすいという面もあります。とはいえ、そんな相手を見抜くことは至難ですので、ここではルックスの優れない男性をおすすめはしません。もう1つの理由として、婚活の場でならば結婚をエサにして簡単に女性を口説けるという理由から婚活を始める方も存在するようです。

ルックスが良すぎる男性はその疑いが強いでしょう。それだけのルックスがあるのに、なぜ婚活の場にいるのでしょうか。そこには裏があるかもしれません。少数ながら、要注意の相手と言えます。外見には生き様が表れると言われますが、婚活を始めるくらいの年になっても女性受けすることを意識した外見を維持しているというのは、少々、生き様が軽薄なように感じられませんか。ルックスが良すぎるのも悪すぎるのも、どちらも結婚相手としては向いていないサインなのかもしれません。
  

条件を求めるならば多面的な総合評価を。

収入は生活できるレベルであれば結婚に支障はありません。ルックスも良すぎず、悪すぎずならば、それだけで対象から外すべきではありません。特定の条件にこだわりすぎることは、婚活の視野を狭め、結婚へと至る確率を下げてしまいます。確かに、収入は結婚後の生活に直結します。外見についても、ある程度はルックスが周囲からの印象につながることを自覚している人でなければ先行きが不安です。性格も自分と合った人でなければ、夫婦としての日々の会話はすれ違いばかりになってしまいます。

考えれば考えるほど、結婚相手に必要な条件は増えていきます。それらすべてを自分の期待する水準で充たす人というのは、まずいないと考えておきましょう。欠点がたった1つでも、それが耐えがたいものであれば結婚には向いていないと言わざるを得ません。しかし、許容できるものならば、その欠点を補う魅力を持った相手かどうかを見極めた上で結論を出すべきです。つまり、最低限の「条件」で足切りをかけるのではなく、それらを総合評価のための「要素」と捉えるわけですね。

長く連れ添ってはじめて見えてくる魅力もあります。これといって目を引く魅力がなく、収入もルックスも頼りがいも人並み以下だったとしても、どんな角度から見ても大きな欠点がない男性は安心できるものです。結婚相手とは、半世紀以上を一緒に暮らす相手です。分かりやすい条件で決めるのではなく、感覚的な総合評価で長く連れ添うことができそうな人を探してください。最後は自分自身の感性で決断することが、後悔のない結婚につながりますよ。

 
 


30代女性のあなたへ。

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